石破首相は訪問先のペルーで11月16日、台湾のAPEC(アジア太平洋経済協力会議)代表の林信義氏と会談し「台湾は極めて重要なパートナー」と述べた。外務省によると、林代表とは約50分間にわたり会談。石破首相は「台湾は緊密な経済関係と人的往来を有する極めて重要なパートナーで大切な友人。引き続き防災面を含む幅広い分野で協力と交流を深めていきたい」と発表した。
また、軍事的圧力を強める中国に対しては「台湾海峡の平和と安定の重要性」にも言及したという。林代表は「日台関係をさらに強化していきたい」と期待感が示された。
石破首相は総理大臣就任前の今年8月、台湾を訪問し、頼清徳総統と面会している。